「運動したいけど時間がない」40代看護師の現実
「最近、体力落ちたなぁ…」
救急の現場で働いていると、体力が資本だということを痛感する毎日です。でも家に帰れば3児の父として、子どもたちとの時間も大切にしたい。ジムに通う時間なんて、正直どこを探しても見つかりません。
そこで数年前、「通勤時間を運動時間に変えてしまおう」と一念発起。片道16kmの道のりを、憧れのロードバイクで走ることにしました。妻の「本当に続くの?」という視線を押し切っての購入でした。
でも結果的に、そのロードバイクは半年以上も部屋の隅で眠ることに…。
そして今、僕は毎日楽しく「eバイク通勤」を続けています。なぜロードバイクを手放し、eバイクを選んだのか。その理由と、手に入れた「時間と心の余白」についてお話しします。
ロードバイクが「億劫」になった5つの理由

最初の頃は、ロードバイクでの通勤に満足していました。スピード感、スタイリッシュな見た目、「いい道具を使っている」という満足感。確かに魅力的でした。
でも2年弱経った頃、「今日は自転車で行くの、面倒だな…」と思っている自分に気づいてしまったんです。
具体的な問題点はこちらでした。
1. パンクの恐怖が常につきまとう
細いタイヤは段差や小石の影響を受けやすく、通勤途中でのパンクは本当に焦ります。「今日もパンクしませんように」と祈りながら走るのは、思った以上にストレスでした。
2. 服装問題:コンビニに寄るのも恥ずかしい
お尻の痛みを避けるためパッド付きインナーは必須。でもその格好でちょっとコンビニに寄るのは、正直恥ずかしくて…。「今からトレーニングです!」感が強すぎるんですよね。
3. 謎の競争心が自動でオンになる
信号待ちで他のロードバイクと並ぶと、なぜか「負けたくない」「遅いと思われたくない」という気持ちが湧いてきます。結果、ついペースを上げてしまい、職場に着く頃にはヘロヘロに。
4. 坂道がやっぱりしんどい
どんなに慣れても、坂道はしんどいものはしんどい。仕事前に体力を消耗するのは、救急の現場で働く身としては避けたいところでした。
5. 汗だく問題
特に夏場は職場に着く頃には汗だく。着替えや汗拭きの手間も増えて、「準備→通勤→後始末」のトータル時間が思った以上にかかっていました。
これらの積み重ねで、「今日もロードで通勤するぞ!」という気持ちになるまでのハードルがどんどん高くなっていったんです。
「家族時間は削りたくない」ジレンマの中で出会ったeバイク
ロードバイクに乗らなくなった頃も、運動不足の解消は諦められませんでした。でも、
- 仕事が忙しくてジムに行く時間はない
- 子どもたちとの時間を削ってまで運動したくない
- やっぱり「通勤時間=運動時間」がベストな解決策のはず
そんな葛藤の中で出会ったのが「eバイク」でした。
僕が選んだのはミニベロタイプのレトロなeバイク。見た目がおしゃれで、街乗りにも自然に溶け込むデザインです。これがまさに、僕のモットーである「0→1は人間(漕ぎ出し)、1→100はAI(アシスト)」を体現する乗り物だったんです。
eバイクでロードバイクのストレスが「ほぼキャンセル」された

eバイクに乗り換えてから、ロードバイクで感じていたストレスがまるで嘘のように消えました。
1. 服装の自由度が一気にアップ
レトロなミニベロなので、普段着+動きやすいパンツ程度の格好でも全く違和感なし。コンビニやドラッグストアにも気軽に立ち寄れるようになりました。
2. 競争心からの完全解放
これが一番大きな変化です。他の自転車に抜かれても「どうぞお先に」と余裕で道を譲れる。この「競争からの離脱」が、これほど心地よいとは思いませんでした。
3. 坂道が「しんどい」から「楽しい」に変化
どんな急坂も、涼しい顔で座ったまま登れます。「ここから坂だ…」という心理的な構えが一切いらなくなりました。
4. 適度な有酸素運動で気分転換
全く漕がないわけではなく、しっかりペダルは回します。でも強度が「心地いい有酸素運動」レベルに収まるので、40〜50分の通勤時間が最高の気分転換になっています。
5. 街の風景を楽しむ余裕
以前はサイクルコンピューターの数値ばかり見ていましたが、今は季節の移ろいや街の変化を楽しみながら走れています。
「この年だからこそ」eバイクがベストな理由
正直なところ、20代の頃なら「ロードバイクでガシガシ漕いで記録を伸ばす」楽しみ方も魅力的でした。でも今の僕のライフステージを考えると、
- 夜勤ありの不規則勤務
- 救急現場での肉体的・精神的負荷
- 3人の子どもとの時間
- ブログ運営などの発信活動
すでに「エネルギーを使う場所」がたくさんあるんですよね。そこに「追い込みトレーニング」を加えるより、「適度な運動+リフレッシュ」の方が明らかに合っています。
ドイツのことわざに、こんな言葉があります。
「トラック一杯の薬より、一台の自転車」
医療現場で働いていると、薬や治療でできることの限界も見えてきます。だからこそ、毎日の適度な運動で体調を整え、気分をリセットすることの価値を実感しています。
eバイク通勤で手に入れた「時間と心の余白」
実際にeバイク通勤を続けてみて感じる変化をまとめると…。
身体面での変化
- 明らかに体調が安定してきた
- 「運動していない」罪悪感から解放された
- 適度に体を動かしているので、夜もよく眠れる
メンタル面での変化
- 通勤時間が仕事とプライベートを切り替える「クッション」になっている
- 朝のライドで頭がスッキリし、勤務開始時の集中力が向上
- 帰り道は自然と気分が落ち着き、家族と過ごす時間の質が上がった

まとめ・最後に:今の自分に合う「無理なく続く」選択を
ロードバイクが悪いわけでも、eバイクが絶対的な正解なわけでもありません。大切なのは、今の自分のライフスタイルと年齢に合った選択をすることです。
もしあなたが、
- 「運動不足は解消したいけど、家族時間は削りたくない」
- 「自転車通勤に興味があるけど、ストイックすぎるのは続かない気がする」
- 「昔ほど、自分を追い込むトレーニングに魅力を感じなくなった」
そんなふうに感じているなら、eバイク通勤は本当におすすめです。
僕自身、eバイクに変えてから「通勤」が「移動」から「体と心を整える時間」に変わりました。そして何より、毎日続けられるようになったことが一番の収穫です。
あなたも、通勤時間を「ただの移動」から「生活の質を上げる時間」にアップデートしてみませんか?
「トラック一杯の薬より、一台の自転車」——それが今の僕には、eバイクでした。





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